親の介護と猫たちと

50代になり、父親が2年前から認知症の症状が出始め、姉妹で交代で見てきましたが、この度、独身次女の私が実家に戻って介護をすることになりました。かわいい外猫のお世話もありまして、毎日てんやわいやであっという間に過ぎてしまう為、記録を残して反省したり自分を励ましたりして、感謝して過ごせるようにしたいと思っております。

1/30(月) 朝起きると母はベッドに

いた。寒くて起きられないらしい。

とりあえず、居間を暖めて、

朝食を作った。

その後朝食を食べてくれて、

私も洗濯しながら様子見して、

昼食、買い物といつものように

過ごした。母に猫の絵を描いて

欲しくてスマホで撮った写真を

コンビニでプリントしてきたが、

描きたがらなかった、、

夕飯後、風呂に入らないと言った

のでじゃあ私も入らないわ、

と言ったら、「いいのか、後で

来る人、、」ゴニョゴニョ、、

「うちら入らないなら誰も

入らないよ、」

だって、昨日もミカンの食べ残し

2つあって、、誰か来たんだと思った。

「昨日は、姉ちゃんと私が食べたの」

「そうか、、」

あーミカンの皮も置きっぱなしに

出来ない。ましてマグカップを2つ

炬燵のテーブルに置きっぱなしで、

夜置いとくなんて、絶対しては、

ならないんだと思った。

テーブルに2客置きっぱなしな

だけで、誰か来たんだと

思ってしまう程母はこわれてるんだ。

 

1/31(火)

朝食、昼食と順調だった。

でも、いつ不機嫌になるか

内心は、ビクビクしてる。

午後はいつも通り買い物に

行った方がいいと思い、

玉葱を買ってたきた。

なんとか、夕飯ご

風呂入って寝てくれた。

 

2/1(水)

朝起きて下に降りたら

母が寒くて起きれないと言った、

電気毛布を掛け直してあげて

温まるのを待ったが、

まだ寒いというので、あわてて

お風呂にお湯をためて、

お風呂に入って貰った。

湯から上がると、

とても温まったと言ってくれた。

朝食準備しながら、

夕べ湯たんぽ入れ忘れたかも

しれないと思った。気を付けないと。

その後ゆっくり朝食を食べて

くれた。その間にチラシにあった

魚と母の紙パンツを買いに出た。

買い物から帰ると13時くらいに

なってしまったが、昼食は、

母の朝食も遅かったので

インスタンラーメンで済ませて

しまった。母もこのラーメンは

大好きなので、文句なし。

その後2階で寝てしまって

下に降りたら、雲行きがおかしく

なってた、ブツブツなんか

言い出して、、 

「姉はいつ来るんだ?」

「来週」

「子供たち(姉の)に、ネックレス

やりたいと思って、、」と

タンスからアクセサリーケースを

出してきた。

私は、(うわ〜あげたこと忘れて

私に盗ったて言うからやめて〜と

思った)が「聖子姉から貰った時計も

無くなって、、」とブツブツ言う。

(私に返せと言ってきたやつのことだ)

あーこわいな、、

取り敢えず話し掛けて気をそらす

ようにした。

夕飯後も、今日は午前中に風呂に

入ったから入らないといった。

覚えてるんだ、、と思った。

じゃあ、私も入らないわ、、

と言って、母は困った顔をした。

「この生活は疲れる」

母が言った。

「何、お母さんは施設に

入りたいの?」

私は母が望むならそうしなきゃ

という顔になり、そう聞いた。

「入りたくない」

「もうk姉のとこで暮して貰ったら」

「それはいい」

「一人で暮らしたいの?

私が料理とか作んない方がいいの?」

「そうじゃない、まだわかんないんだ」

まー私も、母の言動にビクついてる

くらいだから、なんかしっくりしない

のだ。分かるよ。ぎこちなくなってて。

ここ最近特にそう。

そんな話したが、うやむやに、

 

テレビで新庄の元奥さんに感嘆し、

ソロソロ寝ることにしたが、

母が「さっき背の高い影が見えた」

とキッチンを指して言い出した。

「それ私だよ、さっきトイレに

行ったんだよ」洗いものしたついでに

トイレに行ったし、、

「そうか、、」

母はまた、私が誰か入れたと

言いたいのか、父が来たと

言いたかったのか、

深掘りしなかった、、

とりあえず寝てくれた。