親の介護と猫たちと

50代になり、父親が2年前から認知症の症状が出始め、姉妹で交代で見てきましたが、この度、独身次女の私が実家に戻って介護をすることになりました。かわいい外猫のお世話もありまして、毎日てんやわいやであっという間に過ぎてしまう為、記録を残して反省したり自分を励ましたりして、感謝して過ごせるようにしたいと思っております。

思わず父と喧嘩してしまう

木曜日の朝、
洗濯中、寒くて2階の炬燵に
潜って起き上がれなくなった。
夕べ眠れなかったし。

洗濯機が終わって、ブザーが
なっても、降りて行かず、
炬燵に潜っていたら、

9時頃に父が階段を
上がって来た、その足音で
飛び起きて廊下に出た私を
下段の父は見上げて
「x子具合悪いのか?大丈夫か?
具合悪くて帰ってきたのか?」
といろいろ仕事しない私を
たしなめて来た。
「具合悪くないよ」と下に降りて
洗濯機から洗濯物を籠に入れた。

父がまた、
「x子がなんで家に居るのか
分からない。仕事はどうしたんだ」

「辞めて戻ってきたんだよ」

「なんで戻って来たんだ
何も聞いてないぞ
それで、ここで働くのか?」

「だから、何度も言ってるけど
お父さんがボケちゃったから
帰ってきてるの!お母さんもお父さんの
料理作ったり面倒見れないって
言ってるし、じゃあもうお父さん
施設に入って下さい」

「何言ってるんだ、俺はここに居るんだ
一人で大丈夫だ」

「一人で大丈夫なら、この洗濯物を
自分で干して!」と洗濯物を渡したら、
「何だとこの、何の気してるんだ!」
とスゴい形相で私にかかってきたので
交わそうとしたら、バランスを崩して
親子で襖にぶつかりながら、
廊下に倒れた。襖もはずれて
廊下の壁に斜めに、掛かった。

幸いお尻から倒れたので
父も私も怪我はなく
起き上がると、
母が早くこれ持って2階に
行きなさいと洗濯物を指して言った。
父もゆっくり起き上がった。

私は、そそくさと洗濯物を持って
2階に上がって干しながら、
ドタバタしてスッキリしたと思った( ̄▽ ̄;)

その後10時頃には、何事も無かった
ようにお昼の準備をして、
11時半頃に皆でうどんを食べた。

私がなんで帰ってきたのか
分からない。と父が言うのは、
父の目一杯の嫌味なんだと思う。
見え見えのボケたふりで
相手を試したり、
嫌味を言ったりで、
まだまだ私も翻弄されて、
本気で怒ったりしてしまう。
もう怒らないよいに
しなければ( ´△`)