親の介護と猫たちと

50代になり、父親が2年前から認知症の症状が出始め、姉妹で交代で見てきましたが、この度、独身次女の私が実家に戻って介護をすることになりました。かわいい外猫のお世話もありまして、毎日てんやわいやであっという間に過ぎてしまう為、記録を残して反省したり自分を励ましたりして、感謝して過ごせるようにしたいと思っております。

10/29(土)

母は少し頭痛がすると、

言って午前中パジャマのまま

テレビを見て、ベットで寝たりして

過ごしていた。

午後に、姉夫婦が来てくれた。

私は、一人で買い物に出かけて

戻ると、母が玄関に座ってた。

帰宅した私を見て、遅かったね

何処まで行ってたの

野菜の直売所とスーパー2つ回った。

と伝えた。

なんで玄関に座ってるの?

風にあたってたの。

ふむ、炬燵にのぼせたのかなと思った。

私に、なんとかしろ!察しろ!

という圧も感じたが、

買った物を冷蔵庫に入れたいしで、

ほっといた。

母の自分ではやらない、

思いつきでのあれやってが、

苦手で、、身構えとしまう。

こういうのとか母の不満になり

反撃くる種になるな、これ。

10/30(日)

母は、朝から血圧高めで、

食事に気をつけると言った。

良かったと思った。

トイレに行くのが嫌で

水分控える時あるので、

白湯を沢山飲んで貰える。

ここ半年、二人でせん餅食べ過ぎたね。

夕方、姉と食材を買いに出かけて、

私は、いわしなど買った。

姉も馬頭鯛という魚を買って

自分の家に帰って行った。

夕飯後、母が食器を下げようと

したから、置いといて後で私が

下げるから!と言って下げるのを

止めた。

相葉君の松茸掘りを楽しく

見た後で、母がカップ

台所に下げに行った。

私はその様子を見守った。

母がついでにシンクに置いた

食器を洗おうとしたので、

洗わなくていいからね、

そこ置いといて!と言ったが

耳が悪いので聞こえてなく、

洗剤これ?と聞いてきたので、

大きな声で、洗わなくていいよ!

と言ってしまった。

母は、そうぉ~と炬燵に戻ってきた。

母が耳が悪いので、つい大声で

言い直してしまう。それが

怒鳴ってるみたいになり、

非常によくない。

やはり母の不満が溜まったようだ。

テレビの途中で居眠りしだしたので

母にお風呂に入ったらと

母にお風呂を勧めた。

母が風呂に行ったので、

縁側のサッシに手を当てて、

サッシが閉まってるか確認した。

サッシに手を当ててる時に

母がコップをとりに戻ってきた。

廊下に立つ私を見てはいけないような

顔で見て顔をそらした。

私はまずいな、と思った。

私は炬燵に入ってテレビを見てた。

母が風呂から上がって居間に来た。

私が立ち上がると母が、

「猫連れて来てもらったら、縁側から

でなく、ちゃんとお礼言って玄関から

入ってもらってな」と訳の分からない

事をいいだしたので、

「そんな人いないよ~猫は塀から

勝手に出入りしてるの!そんなお男居たら

幽霊だよ、そんな事言うの止めて!」

「そんなことない。私は、わかってんだ!

そんなとこ(縁側)から出入りさせて

恥ずかしい。近所の人も思ってるだろう」

「だから、男なんて居ないって」

「そんな事どうでもいいんだ!

こんな生活嫌なんだ、ちゃんと

生活したいんだ!今まで一人で

してきたんだ!」

「私出て行ってもいいけど、

どうするの、頭痛いって行ったり

骨折したりで、私何度病院に連れて行った?救急車呼んだり、お母さん一人で

出来るの?」

「・・・」

「妹も会社辞めれないってよ、

姉さんも家庭あるし、ヘルパーさん

お願いするの?好い人来なかったら

自分で断れるの?私だってお母さんを

一人で置いとくのは心配だよ

だから、お母さんは私で

我慢するしかないんだよ!」

「・・・」

私は、言い放って、風呂に入らず

2階に上がった。

母は一人でブツブツ言いながら

寝室に行ってた。

今のところ私で我慢してもらうしか

ない。私もそう自分に言いきかせた。