親の介護と猫たちと

50代になり、父親が2年前から認知症の症状が出始め、姉妹で交代で見てきましたが、この度、独身次女の私が実家に戻って介護をすることになりました。かわいい外猫のお世話もありまして、毎日てんやわいやであっという間に過ぎてしまう為、記録を残して反省したり自分を励ましたりして、感謝して過ごせるようにしたいと思っております。

10/27(木)

朝起きたら

母がパジャマのまま炬燵に

入ってぼんやりしてた。

朝方、仔猫が鳴いて

よくねむれなかったらしい。

寒いから押入れに仕舞ってた綿入れを

探したが無い!何処にいったのか!

と騒ぎ出した。

私は見たこと無かったので、

不機嫌に「しらない」

と言った。すると母の顔色が変わった。

「知らないはずない、また男に

渡したんだろ、寒いから着なさいと

言ったんたろ」

「また、そんなこと言う、

男なんていないよ」

「嘘つくな、夕べも一生懸命料理して

お腹すいたでしょなんて言って

食べさせて、、」

私はまた吐きそうになったが

我慢した。

「嘘ばかりついて、徳のある人に

お願いしたいんだ、黙ってたら

いい気になって、そんな男に

騙されて身ぐるみはがされるぞ」

なかなか手厳しいことを言う。

「綿入れ無いと言ってるんだから

探しましょうかと言って探して

くれたらいいのに」

と母がおっしゃるので、

渋々、押入れの中から、

風呂敷包みを3つ下ろして

中を見たが無かった。再度、

押入れの下の段の奥を見たら

荷物がずれないようにクッションに

丸められた綿入れがあった。

綿入れあったよ~と言って

渡したら機嫌が直った。

まー機嫌が直って良かったですわ。

どうやら、寒気もして風邪ひいた

ようだと言った。

先に言って欲しかった。

もっと体調を心配したのに。

朝食にお粥を作った。

漢方薬も飲んでもらった。

お昼には、寒気も治まったと

居間でテレビを見てた。

ほっとした。

10/28(金)

母が血圧計が欲しいと言った。

ヤマダ電機に行って

手首で測れる血圧計を買った。

思ったより良く測れ、

感心した。