親の介護と猫たちと

50代になり、父親が2年前から認知症の症状が出始め、姉妹で交代で見てきましたが、この度、独身次女の私が実家に戻って介護をすることになりました。かわいい外猫のお世話もありまして、毎日てんやわいやであっという間に過ぎてしまう為、記録を残して反省したり自分を励ましたりして、感謝して過ごせるようにしたいと思っております。

5/28(日)

朝起きて下に降りると

母が起きてトイレに行くとこだった

トイレから出て来ても便が出ない

と言ってベッドに戻った。

私は朝食の準備を夕べの夕飯の

残りを温めたりして、

母が起きるまで2階に戻ってしまった。

2階でスマホを見てると、

下の襖を開ける音がしたので

降りたら母が居間に居た。

お腹は落ち着いたようで、

朝食を出した。

その後2階で、洗濯物をまとめたり

ゴミを集めたりして、

ぼーっとした後、下に降りると

母は機嫌悪くなってた。

夕べの残りが多い朝食を

ほとんど残してた。

代わりに、トーストと

玉ねぎキャベツ炒めを作って出した

食べてくれた。

「夕べの夜中に黒い鳥が、

バサバサと舞って大変だった」

私は??つい、、

「お母さん霊感あるからたんだよ!」

意外と強い口調になってしまった。

これがやばかった。

そこから母にスイッチが入った。

「男入れて、、私は鳥が怖くて

助けてと言ったのに、知らん振りして

男にここ暗いから気を付けてなんて

言って2階に連れて行ってな」

もう私への攻撃が止まらなくなった。

 

「毎日男入れて、あれはどういう人なの?」

「知らない、男なんていないよ」

「ウソつくな、警察に行ってくる

知らない男を連れてくるって聞いて

くるからな、お金渡して、そういうの止めてくれ」

「だからそんな人いないって、警察

行っても認知症って言われるだけだよ」

 

「そんな人居ないって、なにスマして

んだ、上品ぶって、何が認知症だ、

お前が認知症だろ、

そんな男にのぼせて」

ブツブツ文句が止まらない。

とりあえず2階に避難した、

しばらくして掃除機の音が

したので降りたら母が

掃除機掛けてたので、

私がすると、掃除機を

かわった。

しかし、母の私への攻撃は

止まらなかった。

「お金勝手に使ってな、嫌だこと

もう出て行ってくれ!」

「出て行くときは、家のもの

何にも持って行くなよ」

姉が行けたら、行くと言ってたので、

ラインで来てくれるようお願いした。

 

私は時間で動くようにしてるので、

昼食を作り始めた。

居間にいる母がブツブツ始まった

「下着が無くなった、働いてた

人があんなシミーズ持っていくと

思ってなかった」

思わず「私に言ってんの!そんな

太ってる人の下着持っていくはず

ないでしょ!」

「お前は持っていく、義理の姪ちゃんが

買ってくれたんだ、おばさんも

たまにはこういうのもいいんじゃない

って、もうそんな人もいない」

母はその義理の姪ちゃんの悪口を

四六時中言ってたくせに。

その都度上手く変わるようだ。

母の特技だ。

「下着盗んでまで、あの男に

よく見せたいんだの、そんなに

ほれて、、騙されるなよ」

妄想が卑わいになってきてて

気持ち悪い。

言い争いしてる間に姉が来てくれた。

姉が来ると、母は取り繕うように

普通の顔をした。おどろいた。

姉がテレビを付けると、

アッコにおまかせが流れた。

猿之助さんをやってた。

母は「そこに週刊誌ある、○ちゃん(私)

に買って来て貰ったの」

私は驚いた。母は咄嗟に私に悪態を

ついつてたのを隠したのだ。

姉に何があったか聞かれたので、

母にまた男入れた妄想されて

責められたと伝えた。

 

3人で昼食を取ると、

母は寝だしたので、その間に

私は自転車で塩を買いに行った。

袋を開けて1ヶ月たつので、

塩が、劣化したと思ったのだ。 

 

買い物から帰ると母は、

昼寝から起きてて、

表情は取り繕ったままだった。

 

しばらくして、姉と夕飯の買い物に

行った。

帰宅すると母は楽しげな顔をしてた。

「この家もな、しょうがないから

みなで、こういう風に、、」と母が

話だしたが、

姉「隣りのMさんが、買ってね、、」

私「この辺全部買ってくれたらね」

私は土地を買うのが好きというMさんの

ことで軽口を叩いた。

母が怒りだした。耳の遠い母が滑舌の

悪い私の話が聞こえてた>⁠.⁠<

「この家なくなったらお前どうすんだ!働いてもなく、人の金で食べてて」

「なんだ、男いれて夕べも黒い鳥

バタバタしたら、来たな」

「山で遊んでで、みんな周りの人

話してた」

「盗んで男に渡して、、」

延々と私の悪口が続いた。

 

姉が「よく一緒に居れるね」と言った。

「1ヶ月に数回だからだよ毎日これだったら無理」と私。

姉を玄関で見送った。

来週末も来てくれるそうだ。

とりあえず夕飯を作った。

母は食べてくれた。

その後風呂入って寝てくれた。

私は、大河ドラマ見た後で

風呂入って寝た。