親の介護と猫たちと

50代になり、父親が2年前から認知症の症状が出始め、姉妹で交代で見てきましたが、この度、独身次女の私が実家に戻って介護をすることになりました。かわいい外猫のお世話もありまして、毎日てんやわいやであっという間に過ぎてしまう為、記録を残して反省したり自分を励ましたりして、感謝して過ごせるようにしたいと思っております。

4/28(金)

朝起きて、下に降りたら

起きたばかりの母がトイレから

出て来ててムスッと機嫌悪かった。

かまわず朝食を作った。

すると洋服を探しだし、ラックに

たくさん服が下ってるが、

黒の服か無いと騷いでる。

ここに出してると、すぐなくなる

と言って私、姉と疑い、私が

「どこかに仕舞ったの忘れたんでしょ」

とファッションケースを見出したら、

私の男が持って言った、と始まった。

「だから居ないって」

「うそつき、わかってんだ」ブツブツ

始まった。ので、

「お腹痛いから、2階で寝るわ」

と退散した。

しばらくして母が上ってきて

「服あった、謝りにきた」

「良かった」

「なにが良かっただ。ブツブツ」

なに言っても怒るのか。困った。

 

昼食を一緒に食べ、

その後私は買い物に行った

1時間半位で戻ると、

母が2階から降りてきて、

何処に行ってたんだ。

「買い物だよ、言ってたよね」

「水曜日だから出掛けると思った」

「金曜日だよ」

やだな、外で誰かと会ってると

疑ってるのか、あほらし。

 

夕飯作る頃には、機嫌がなおってた。

今まであたられてきたのは、

「かーちゃんはかーちゃんなんだから

しかたない」

「ちかちゃん(母の母)だって何言われて

も黙ってたじゃんすごいよね」

「ちかちゃんは、かーちゃんは

偉かった」

 

その後食後もテレビみて

クイズ番組の途中で風呂入ると

言って母が風呂、次わたしが入り

母の足指マッサージをして

寝て貰った。