親の介護と猫たちと

50代になり、父親が2年前から認知症の症状が出始め、姉妹で交代で見てきましたが、この度、独身次女の私が実家に戻って介護をすることになりました。かわいい外猫のお世話もありまして、毎日てんやわいやであっという間に過ぎてしまう為、記録を残して反省したり自分を励ましたりして、感謝して過ごせるようにしたいと思っております。

父、ピチピチ下着でコンビニへ行く。

あっという間に日々が
過ぎて行く

5日の土曜日のこと、
何時ものように姉夫婦が来てくれて
昼食後暫く休んでから、
姉と二人で夕飯の買い物に
行ってきた。

今日は姉がお好み焼の粉を
持って来てくれたので、
スーパーでイカとエビが
割引だったので買って、
海鮮お好み焼にする。

帰宅して、姉と一緒に
おまかねを始めると父が、
「何か買い物してくるか?
まだ4時前だし」と
レンジ下の戸棚をみて
「お酒無いな、買ってくるから」
「あの橋を渡ったとこの店でな」

父は最近はビールしか飲まず、
日本酒は半年は飲んで無い 。
姉の旦那と日本酒を飲んでた記憶が
出てきたのか( ´△`)

父は今日は一日中、上はセーター、
下は黒いモワモワ生地の下ズボンだけで、
炬燵むりで過ごしてたので、
そのピッチリした下ズボンだけの姿に
ダウンのジャンバーを上に羽織って
コンビニに出掛けて行った。
「ズボン履いてって!」と言っても
「いらない!」の一点ばりで(/´△`\)
見ようによっては、ダウンにレギンス姿に
見えるかもということで( ´△`)

5時頃、一番風呂から上がった父。
まだ炬燵の台の上には、
人数分の小皿に盛った刺身しか出てない。
取り合えず、先にビール飲んでて、と
父にビールをだしたら、
「俺だけで飲んでも、、」と
皆揃うの待つと言ったが、
10分もしないうち待ちくたびれたのか、
「ここに居た人な、知らない人にも
食べさせるのか?そんなこと出来ない!」
「会ったことも見たことも無い人に」
とくどくど言い出した。

私は尽かさず、
「mさんだよ、姉ちゃんの旦那さん!
またわけ分かんないこと言ってる!」
と姉の手前父に言った。
父が姉の旦那を知らないと言った
ことに対してフォローしたつもりだった。

でも、「またワケの分かんないこと言ってる」
と言われたことに、父は憤慨したようだ。
姉の旦那が風呂から上がってくると、
手の平返したように
(顔見てm夫を思い出したようです)
「おおー、m夫!ビール飲むぞ」と歓迎し、

今度は私の座る席に置いてる刺身を指して、
「これは誰のだ?」とキヤガッタ。
「x子ちゃん(私)の」と姉の旦那。
「x子って誰だ?」と父の冷たい目。
「x子は私のことだよ」と
私は仕方なく言った。
その場はそれで笑いながら終わった(=`ェ´=)

そして、オリンピックの
スピードスケートを見ながら
盛り上がらない食事が終わった。

この認知症の父の気に食わない時の
陰湿なボケは、なんなのだろう。
今日の気に食わないは、
夕飯の準備が遅いことと、
私の「またワケの分かんない
こと言ってる」と言ったことが
がご機嫌を損ねた。

後、コンビニで買ってきた
日本酒はちゃんと戸棚に
仕舞ってました。
他の人に飲まれたく無い
のでしょう( ´△`)
気持ちはわかりますよ、お父さん。
ビン小さいですものね( ´△`)