親の介護と猫たちと

50代になり、父親が2年前から認知症の症状が出始め、姉妹で交代で見てきましたが、この度、独身次女の私が実家に戻って介護をすることになりました。かわいい外猫のお世話もありまして、毎日てんやわいやであっという間に過ぎてしまう為、記録を残して反省したり自分を励ましたりして、感謝して過ごせるようにしたいと思っております。

買い物行ってると威張る父。

水曜日、散歩から帰った父は
「yyさんって死んだか?」と
母に尋ねた。
「とっくに亡くなったよ」

散歩でyyさんの家の前を
通って思い出したらしい。
その後も夕方まで、
30回くらい、母に聞いてきたようです。
夕食後にも聞いてきて、
母も怒ってしまった。
「なんで、そんなに聞くの!
yyさんになんか気になること
あるのか?」と
「何んもない、散歩で前通ったから
どうしたかと思っただけだ」と
声をあらげる父。
喧嘩になった。
しばらく、
「ただ聞いただけだ、
普通に教えてくれるだけでいいんだ」
と何度かわめいた後、黙って寝た。

金曜日、父は買い物に行くから、
買うもの書いてくれ、というので、
「刺身 、里いも、むね肉、サラダ」
と書いて渡した。
自転車に乗って出掛けて行った。

父が買い物から戻って、玄関で
母の名を呼んだ。
母に買ったものを、
運ばせようとしたようだ。
母も耳が遠いので、
中々返事をしなかったら、
「なんで、返事しないんだ」
と怒って、買い物袋を居間に

ドスっと置いて、
「返事くらいしろ、ボケーっと
座って、何にもしないで、
何の気してるんだ
への役にもたたない」
と怒鳴りだした。
何度も同じ事を喚きだした。

こう怒り出すと止まらないので、
母を2階に避難させた。
「お母さん耳も遠いし、もう90近い
んだから、何もしなくていいんだよ」
と、父には言った。父は大人しくなり、
トイレに行って、そこはおさまった 。
買ったものを、キッチンに
運んだ。
ほうれん草、ミカン、ポンカン、
りんご、にんじん、値引きのカレイ、
鰹の刺身、キャベツ、サラダと買ってきた、
書いた物ではサラダだけ買ってきた。
しかし普通の人の買い物ぶりに
驚いてしまった。
今日も絶好調です(  ̄▽ ̄)

1時間後、おまかねしようと
下に降りると、父が
「買い物してくれたのか
ありがとう」って言ってきた。
「えっ、お父さんが行って来た
んだよ」と私は言った。
買い物言ったこと忘れたらしい( ´△`)

父の話を聞くのを、母に任せてるが、
母も面倒くさくなると、
父から離れて、縁側でうたた寝したり、
2階でテレビ見たりしてる。
ただ、父が母の所在を気にし出すと、
母を探して名前を呼ぶので、
母も落ち着かない。
私も2階に居させて貰ってるが、
1階の動向をいつも気にしてるので
落ち着かない。
兎に角、時間事のルーティンを
繰り返す事の毎日です。