親の介護と猫たちと

50代になり、父親が2年前から認知症の症状が出始め、姉妹で交代で見てきましたが、この度、独身次女の私が実家に戻って介護をすることになりました。かわいい外猫のお世話もありまして、毎日てんやわいやであっという間に過ぎてしまう為、記録を残して反省したり自分を励ましたりして、感謝して過ごせるようにしたいと思っております。

9/22(木)

朝、起きて

びくびくしながら下に降りた。

夕べ遅くまで、当たり散らした

母の機嫌が憂鬱だった。

 

母がトイレに行ってるうちに、

「さんちゃん、ご飯だよ」と

仔猫のゲージを母の寝室から

居間に運んだ。

ゲージを開けると仔猫が飛び出した。

仔猫が居てくれて良かった。

癒される。

 

台所で朝食作ってると、

着替えた母がやって来た。

表情は普通で取りつかれた

ような顔はしてなかった。

「昨日は大変だったな

ゴタゴタにしてごめんな」

と、母が言ってきた。

「いやぁ~大丈夫だよ」と

私は、流した。

テレビからにぎやかな声がし、

仔猫も駆け回ってるので、

うやむやになった。

 

今日は天気も悪く洗濯できなく、

台所でシンクのドアを拭いたり

ガス台のまわりの油汚れを拭いた。

夕方に妹が来てくれるので

安心です。

 

しかし昼食後、居眠りした母が怖かった

食後テレビを見てたが、

しばらくして、舟をこきだしたので、

黙って2階に上がろうと思ったが

危険なので、 13時半まで母の

側でテレビみてようと思った。

そしたら母が急に目を覚まし、

「そこの襖開けたよな?」

誰だ、Mさんか?

黒いメガネしてこっち 見てた、、」

と母が言い出し、母の表情も

取りつかれた感じになりそうだった。

「そんな、襖開けた人いなかったよ

Mさんなんて来てないし、寝ぼけたんだよ」

「寝ぼけてないよ、襖開けて

あんたの方見てたよ、あんた連れて

来た人でしょ、早くご飯やりな」

「私誰も連れて来てないよ、ご飯

なんてあげる人いないって」

と私は言って、

「じゃあ寝ぼけたのかな、夕べ

眠れなくて何度もトイレに行って、

だからさっきから眠くて

座って寝てばかりいて困った」

と、やはり寝ぼけて夢を見たことに

なった。ほんとのとこどうなんだろ、

認知症のレビュー症候なのか、

心霊現象なのか、

ゾクッとするから、怖い感じか( ´△`)

母の側に居て良かった。

その後母は、テレビを見て

元気になった。

 

夕方、駅に妹を迎えに行って、

私は、急いで餃子を作った。

昼のこともあったので

妹が来てくれてほんと助かる。