親の介護と猫たちと

50代になり、父親が2年前から認知症の症状が出始め、姉妹で交代で見てきましたが、この度、独身次女の私が実家に戻って介護をすることになりました。かわいい外猫のお世話もありまして、毎日てんやわいやであっという間に過ぎてしまう為、記録を残して反省したり自分を励ましたりして、感謝して過ごせるようにしたいと思っております。

9/21(水)

今日は体調悪くて、

母に朝食出して、

洗濯と掃除した後、

2階で寝てしまい、

「お昼どうする?」と

母が起こしに来た時には、

11時20分になってた。

「ごめんごめん、うどんあるから」

と一緒に下に降りた。

母はまだ機嫌は悪くなってなかった。

私がテレビつけると、

旅先の骨董市で買った古いお菓子の缶が

3倍位の値段になったとやってて、

母が何かを思い出して

テレビを消した。

そういう古い缶をいっぱい

集めてたのに父に捨てられて

しまったようだ。それを思い出し

「あの男、、」とうなってた。

昼食のうどんを食べ終わった後、

私は、ミスった。

また寝てしまったのだ。

台所の掃除は昨日の途中のままで、

放ったらかしな状態に、、

3時に起きて、一旦下に降りたら

母が居間でお絵かきした後で

炊飯器でご飯も炊いていてくれてた。

米が無いと言うので、

私は、階段下から米を運んだ。

ここまでは、母なりに耐えてたのかな。

私は、また2階に上がり

スマホを見てゴロゴロして

しまったのだ。

16時までは大丈夫だと思った。

しかし、15時40分頃、

母が2階に上がってきた。

「黒の襟巻がない。さっきおいてたのに

かえせ!寒いから今度していこうと

思ってたんだ」

すごい剣幕だ。下に降りて、

「知らない、持ってってない」

と言っても信じてくれなく。

さっきまで、あったんだ!

返せと繰り返す。母のスイッチが

入ってしまった。

 

お腹空かせた母は、私に悪口を

言いながら

塩辛でご飯を食べた。

私は、玉葱の衣焼きを作り、

キャベツ炒めと茄子焼きと

一緒に皿に乗せた。

母の分もテーブルにのせて

おいたら、食べたくれた。

それでも母からの罵り攻撃は

止まらない。

「こんな生活は、もう嫌なんだ

物無くなったり、気使ったり

盗って無いはずないんだ!泥棒とは

暮らせない」あんまりしつこいので、

私は、大声を出してしまった。

「盗ってないってば、うるさいな!

しゃべるな!」あー泥沼化、、

 

食後お風呂洗って、お湯を入れてたら

母が風呂場に来て、

「なんでお湯入れるんだ?」

「お風呂入らないの?」

「入らない!」

「じゃあお湯止めるわ」

私は、お湯入れるのを止めて

私は、仔猫をゲージに入れて

母の寝室に置いて2階に上がった。

 

すると、珍しく21時過ぎまでテレビを

見てた母が2階に上がって来た

私は、寝たふりをした。

「なんだ、そんなに具合い悪いのか

病院に行ったらいいのに、ばーさんの

飯炊きしてる場合じゃないでしょ、、

あの大声出して嫌だこと、あと、

風呂に何したの?ふろカチカチ燃えて

るよ」

風呂燃えてる?私は、急いで風呂場に

行った。いつものように、

パネルに42度と表示されてるだけだった。

しょうがないから、

「燃えて無いよ」とオフにした。

母は、風呂の操作パネルも忘れたのか。

「そうですか、では寝て下さい」

と言って母は寝室へ行った。