親の介護と猫たちと

50代になり、父親が2年前から認知症の症状が出始め、姉妹で交代で見てきましたが、この度、独身次女の私が実家に戻って介護をすることになりました。かわいい外猫のお世話もありまして、毎日てんやわいやであっという間に過ぎてしまう為、記録を残して反省したり自分を励ましたりして、感謝して過ごせるようにしたいと思っております。

1/21(土)朝、

起きてビクビクしながら

下に降りると、

母はまだ寝てた。

いつものように朝食を作って

母に「ご飯だよ~」と起こしに行くと

「ありがとう」と言ってくれた。

そして「寒いでしょ、早くこたつに

入ってあったまって!」

と言ったら、耳が遠い母が怒りだした。

文句を言われたと思ったらしい。  

早く○○して!のとこだけしか

聞こえなかったのかな?

命令されて、怒られてるぽかった?

夕べの続きがはじまった。

「もう、嫌なんだ。嘘ばっかついて」

「なに、また男いるって話、

居ないって言ってるでしょ」

「嘘つくな、私は見たんだ

二人でそこから出てくるのを」と

押入れを差した。

「寒いでしょ、なんて言って

二人で降りてきたっけ!」

押入れは、使わない蒲団や物で

パンパンで人の入るスキもない。

今書いてて思った、「寒いでしょ」

と母に言ったのが、ダメだったのかも。

「あんたは、口がうまいからダメだ。

もうこんな生活嫌だ」

「じゃあ、施設に入る?聖子おばちゃんと

一緒のとこ」

「なんで、あんたの為に施設に

入らなきゃいけないんだ!」

「じゃあ、お母さん私で

我慢するしかないよ」

今まで、超マイナス思考になった

母を聞きざわりの良い言葉を

駆使して励ましてきたことが

裏目に出た。その場しのぎに

言ってしまったことが、詭弁になり

ぺてん師になってしまった。

しばらくすると、母は

起きて朝食を食べてくれた。

昼には、姉が来てくれ

何事もなかったように

平穏に過ごした。