親の介護と猫たちと

50代になり、父親が2年前から認知症の症状が出始め、姉妹で交代で見てきましたが、この度、独身次女の私が実家に戻って介護をすることになりました。かわいい外猫のお世話もありまして、毎日てんやわいやであっという間に過ぎてしまう為、記録を残して反省したり自分を励ましたりして、感謝して過ごせるようにしたいと思っております。

5/30(火)

朝起きたら、母が便が出ないと

不機嫌だった。

とりあえず、テーブルに白湯の

入ったカップを置いて、

「お湯飲んでて」

と言ったら、だんたん不機嫌になった。

ブツブツ言い出した。

お湯飲んでは、禁句かな >⁠.⁠<

偉そうに聞こえるのかな、、

「夕べキレイな風呂敷持ってきてたもんな何持って行ったんだ?」

いつものが、始まった。

私は答えなかった。

とりあえず朝食にトースト出した。

朝は食べてくれた。

燃えるゴミ出したり、

掃除したりしたら昼食。

買物に行き、夕飯。

テレビのニュース見てたら

「今日は風呂無いよな?

誰も入らないのでしょ?」

「お母さんと私しかいないよ、

お母さん入らないのならいいよ

私も入らない」

「じゃあ、今日はお風呂ないから

来ないで下さいって言っといてな」

「そんなお風呂入りにくる人

なんていないって」

「いいんだ、分かってるんだ

もう嫌なんだ、そういう他の人

来たりするの、いいから2人で

出て行ってくれな、2人で

働けば、お金なんて少しずつ

たまるんだからな」

「だから、黙ってって、そんな人

居ないんだから!私テレビ見てんの」

「なんだ、そんな人いない!

知らないなんて、嘘ばかりついて、

暗いから気をつけてって階段案内

してたっけ」ブツブツ始まった。

母は私の文句言いながら

風呂場で足を洗って、ベッドに行った

私は、黒い鳥?が出ないよう

居間でテレビを見続けた。

フワちゃんが出てるお宝番組を

見てたら、母がトイレに起きてきて、

「何?まだ起きてんの?バカ何やってんの?」

「化け者でないように、、テレビ

見てた、、」

「なんだと、バカなこと」ブツブツ

スゴイ怒ってる。

 

私はスゴスゴ2階に上って寝た。

スマホ見てると、

やっぱり母が上ってきた。

「何やってるか、見に来た」

「何もしてないよ」

「何もしてないわけない、なんだ

好きなことしてな、お金使ってな

早く出て行けな、出て行く時は

家の物何一つ持って行くなよ」

ブツブツ、ブツブツ言いながら

階段を降りて行く母に付いて

私も降りた。

急いで台所に行って塩を手にとり

母の肩を塩で揉んだ。

「何するんだ!触るな!」と

言われたが、肩を揉んでおいた。

 

しかし、その罵りは本当に怖い。

手が震えた。

その後2階には上って来なかった。