親の介護と猫たちと

50代になり、父親が2年前から認知症の症状が出始め、姉妹で交代で見てきましたが、この度、独身次女の私が実家に戻って介護をすることになりました。かわいい外猫のお世話もありまして、毎日てんやわいやであっという間に過ぎてしまう為、記録を残して反省したり自分を励ましたりして、感謝して過ごせるようにしたいと思っております。

5/31(水)

朝起きたら、母は起きてた。

私は何事もなかったように、

おはようございます。と言った。

「ずいぶん早いね」と母は

テレビの時刻の方を指しながら

言った。8時だった。

母も普通の嫌味言えるんだと思った。

「ごめん、寝坊した」と謝った。

 

母はお腹痛いから横になると

言って、ベッドに行った。

私は大丈夫と湯たんぽ温め直すね

と湯たんぽを布団から出した。

「いい大丈夫だ、私もう駄目だ

夕べも変な夢みて騷いだしな、、」

私は湯たんぽを運びながら

そのつぶやきを聞いた。

夢見たって分かってるんだ〜と

思った。

温め直した湯たんぽを

布団の中の足元に入れてあげた。

しばらくすると、

起きてきて朝食を食べてくれた。

その間、母のシーツをはがして

洗濯した。

今日は、昼食、買物、夕飯と

普通に過ごせた。

母が父の悪口を言ってる

お陰だ。父に申し訳ないが助かる。

テレビは、笑ってこらえてを

途中まで見た。西川さんてお喋り

上手なんだと思った。