親の介護と猫たちと

50代になり、父親が2年前から認知症の症状が出始め、姉妹で交代で見てきましたが、この度、独身次女の私が実家に戻って介護をすることになりました。かわいい外猫のお世話もありまして、毎日てんやわいやであっという間に過ぎてしまう為、記録を残して反省したり自分を励ましたりして、感謝して過ごせるようにしたいと思っております。

母の機嫌と真夏の怪談?とにかく震えた;

8/17(水)朝、6時半起床して
下に降りると、母が顔を見るなり、
「なんだ!外の人を勝手に家に入れて
そういうことするなら、一緒に生活
出来ないからな、呆けたとか言って
私は呆けてませんから!」
と捲し立て凄い形相のまま
母は続けた。
「本当に昨日は、猫が暴れて
押さえるのに大変だし、知らない男が
そこ(キッチン)で肉食ってたよ、そんな
男入れて、肉食わせて、
そんなに惚れてんだしょうがねー
と思ったんだ」
と、念仏のように
文句を言い出した。
心理的にかなり来るわ*1

「そんな男いないって言うんだろ
いいよ、警察呼んでください!
はっきりとさせましょ!」と
喋り続ける母。目がすわってる。

それで、妹ロスの酷いの来た~と
思って、妹に直ぐに電話した。
電話に出た妹に、
「j子ロスがスゴくて、また男入れたって
言って しかも肉食わせたって言ってる」
と伝えましたら電話代わってくれて、
母を落ち着かせてくれた。

にしても、見知らぬ男が肉食ってる
妄想とは、気味が悪い。

そして、以前から気になってたことが
浮かんだ。モシカシテ、ソウカナ( ´△`)

私は直ぐに母の寝室に行って、
母の隣に置いてある折り畳みベットを
畳んで、物置き部屋にしまった。

この折り畳みベットは
畳に敷いた布団に寝起きするのが
辛そうな父に買った物だ。
4月にネットで
新品を買ったのだが、
このベットに寝て3日目には、
父は急に立てなくなった。
立てない父を支えるとき、
このベットが、おかしいのかな?
と少し思った。まさかなーと
思い直したが、何となくやばいと
心の角に思っていた。

私は折り畳みベットを片付けて、
母の部屋を掃除して、

「このベット、なんかおかしいから
片付けた。お母さん霊感あるって
自分でも言ってたでしょ?」
うなずく母。

「肉食ってる男の幽霊みたんだよ、きっと」
と母に言って私は2階に上がった。

お昼には、少し落ち着いた母に
いつものように昼食を出した。

いつ母が豹変するか
内心ビクビクしてたが、
一度だけ、幽霊なんかじゃない、
と言ってたが、その後は
テレビ見たり昼寝したりで、
過ごしてくれた。

*1:T_T