親の介護と猫たちと

50代になり、父親が2年前から認知症の症状が出始め、姉妹で交代で見てきましたが、この度、独身次女の私が実家に戻って介護をすることになりました。かわいい外猫のお世話もありまして、毎日てんやわいやであっという間に過ぎてしまう為、記録を残して反省したり自分を励ましたりして、感謝して過ごせるようにしたいと思っております。

2/2(木)〜2/8(水)は何とか平穏に

過ごせた。

ただ、時折「お風呂他の人いいのか?」

と、ぼんやりとした目で聞かれるのが

つらかった。

あと、一緒に「段ボール中学生」を

見た際、あーお金なんてあっと言う間に

無くなるんだ、と子供の頃呉服屋が

つぶれて家を追われた事を思いだして、

ブツブツ言い出し、映画見るのも

逆効果かと思った。子猫物語

大丈夫だった。

 

2/9(木)

土日に妹が来る!と、少し気が

大きくなった。

午後買い物から帰った私は、

仔猫が外に出たとアタフタ

してた母に、どうして

2階に行ったの?2階は

窓が空いてるから、

猫出ちゃうでしょ。

と怒って言ってしまった。

2階に上がって欲しく無かった。

掃除も不十分だったし、、

「だって、起きたらあんたは、

居ないし、猫は出るし、、」

と困った顔をした。

私はしまったと思った。

猫は戻ってくれてたし、

夕飯は楽しく2人で食べたと

思った。

しかし、寝てくれたと思った

母が、夜11時頃2階に

上がって来たのだ。

「コート何処にやった、

商売に使うのか!」

随分前に、ヤフオクでいらない

物を出してたこてが、あったので

何処にやったんだ!と思ったのか、

1階じゃなく2階のクローゼットに

入ってます。

仕方がないので、私も寝てたけど

起きて、コートをだして渡した。

「これこれ」と言ったが、

また「ちゃんとしてくれ」

とくどくど念仏の

ように言ってきた。

やはり、昼間に怒って言ったのが

良くなかった。

眠れなくなった。

2/10(金)

朝おきたら、母は思ったより

普通だった、

コートがあって安心したのか。

わたしは、怒らないよう

注意して行動した。

夜も母が自分で風呂に

入ると言うまで、促さず

一緒にテレビ見た。

そのかいあって、普通に

寝てくれた。

 

2/11(土)

昼頃には、妹が来てくれた。

3人で昼食を食べて

順調だった、しかしやって

しまった。妹がいることで、

気が大きくなった私は、

妹と夕飯を作ってる時に

母の悪口を言ってしまった。

「もう、ボケてるからさ、

怖くて、、」耳が遠い母には

聞こえないと思ってた。

しかし、聞こえたてらしく、

母はその後おこりだして

気まずくなった。

とにかく、夕飯を3人で食べた。

でも妹が居るので心強かった。

 

2/12(日)

妹が朝食を作ってくれた。

障子の貼り替えもしてくれた。

仔猫がバリバリにしてたので、、

無難に過ごせて良かった。

 

2/13(月)

今日は、妹が帰京する、、

妹と一緒に母の部屋を

掃除した。服の整理をした。

夕方妹を見送り、

母と2人だけで、食事した。

面白いテレビもなく、寒かった

ので、母に先に風呂入ってと

言ってしまった。

早い時間に母に風呂を促すのは、

禁句なのを忘れてた。

母は素直に風呂入って、

ベッドに入ってくれた。

私も直ぐ風呂に入り上がると

母がテレビ見ながらベッドに

寝てる後ろ姿を見て、大丈夫だと

思った。が、ちがった。

また、夜の11時頃2階に上ってきた。

「約束ってこれだったのか!

警察に言ってやる、こんなこと

やめてくれ」

母は、私が隣りのアパートの人と

付き合ってると思ってるのだ。

私が合ったこともない人で、

だいぶ若い人だ。

コッソリ2階に連れて来てると

思ってるのだ、書くのも悍ましい。

そういえば猫が階段バタバタしてたからな、、あーあと思った。

「何言ってるの、、」

「何、すましてんだ、恥ずかしい

止めてくれ、ちゃんとしてくれ

そんな働きのない人と、、」

「はぁ、だからそんなこと

してないって」

「ウソつくな、お父さんだって

心配してたよ、○子はいつ帰るんだって

男いるぞって」

「だから猫入れてるだけだって

お父さんは、ボケて猫を男と

思ったんだって、あとお父さんも

最後の頃は○子お願いな俺は

もうダメだってお願い

されてたんだよ」

「そうでしたか、すみません

でした」

なんだかわからんが、

解放してくれた。

でも胃が痛くなるな、、

ホント困った。

兎に角、早く寝させようして、

19時20分頃とか早い時間帯に、

「お風呂にはいって」と促して

言うのは、まずい。