親の介護と猫たちと

50代になり、父親が2年前から認知症の症状が出始め、姉妹で交代で見てきましたが、この度、独身次女の私が実家に戻って介護をすることになりました。かわいい外猫のお世話もありまして、毎日てんやわいやであっという間に過ぎてしまう為、記録を残して反省したり自分を励ましたりして、感謝して過ごせるようにしたいと思っております。

2/16(木)

朝起きて下に降りると、

母は寒いこともあり、

起きられないようだった。

朝食の準備をある程度して、

2階に戻って炬燵に入ったりした。

しばらくして、母も起きたよう

なので、朝食を食べて貰った。

その間私は2階に上って

炬燵に入って暖をとったら

中々出れなくなり、

10時過ぎにやっと下に

降りたら、母はミカンを食べ

始めたところだった。

寒いのか黒いマフラーを

マチコ巻に頭から顔を被ってたので

可笑しくて少しにやけてしまった。

笑われたのが、嫌だったのか、

母は不機嫌な顔をした。

「掃除機かけるからね」と

大きな声でいったら、

トイレに立った母が、

「私が死んだら、恩給は出ないん

だから暮らしていけないんだよ

思いしれ」と言った。

遺族年金の事を恩給って言って

るんだ。色々分かってるんだな

と思った。

その後、掃除して、ゴミ捨て

してるうちに母の機嫌も

良くなって私に色々話しかけてきた。

昼食はまたうどんにしたが、

朝食が遅かったせいか、

ほとんど食べず、後で食べる

とのこと。

岩合さんのネコ歩きを見てたら、

仔猫が、テレビの猫に

お尻を振ってかかって行ったのが、

可愛くて、2人で笑った。

 

昼食後洗い物して、そのまま

2階に上って炬燵に入って

14時近くまでグダグダしてしまい、

買い物に行く為下に降りても

母は「何してた」と責ることもなく、

「買い物行ってくる」と言うと

うなずいた。

どうやら、13時からの映画を

見てるぽい。良かった。

 

買い物から帰り、夕飯の準備を

してると、母が話し掛けてきて、

今日(多分映画後)、近所のSさんが

手伝いに来て、そこにちょこんと

座って、洗濯物畳んでた。と言う、

そんなはずないと

本人も思ったらしく、

「私変になっただな」と言った。

私は「聖子おばちゃんもそうだって、

サワコおばちゃんも見えるって言って

たって」

「そうなのか、、」

やっぱり母はレビー型認知に

なってしまったのか、、

霊感もあるからどうかと

思ったけど、、

夕食後、プレパト見ながら、

母が寝ると言うのを待った。

20時近くに寝ると言ったので、

お風呂入れると言って、

風呂の湯を溜めた。15分後

母が入る際の追い焚きを

忘れた、、が、母はぬるかったので

自分で追い焚きしたそうだ。

追い焚きできたか、良かった。 

でも中々温まらず、早々に上ったと、

そして、ぬるくなるから、

私に早く入れと言った。

私は急いで入った。早めに上った。

まだ居間に居た母に、

「お風呂どうだった?」

「だんだんぬるくなってて」

「え、どうする他の人入るのに」

「他の人なんて居ないから

大丈夫」

相変わらず、他の人の心配、、

ガッカリする。

母はモニタリングが面白いと

立ったままテレビ見るので、

湯冷めするからベッドのとこで 

見てと、寝室のテレビ付けた。

私は「私も寝る」と

そのまま2階に上った。

 

何かしらで機嫌を損ねた母が

2階に上って来ないか

ビクつきながら、寝た。