親の介護と猫たちと

50代になり、父親が2年前から認知症の症状が出始め、姉妹で交代で見てきましたが、この度、独身次女の私が実家に戻って介護をすることになりました。かわいい外猫のお世話もありまして、毎日てんやわいやであっという間に過ぎてしまう為、記録を残して反省したり自分を励ましたりして、感謝して過ごせるようにしたいと思っております。

お母さん、お金あったね、良かったわ!

8/19(金)朝起きると、
母は不機嫌だった。
ベットに腰掛けて
ベットの頭側の引出しの中を
ガサゴソと探し物をしてた。

私に気付くと、

「ブローチがない、ここに仕舞っても
なくなる、出してくれないか」
「今度会いに行く友達に上げよう
と思ったのに」

週末に姉がくるので、
運転が上手な姉に
母の高校時代の友人に
会いたいという母を連れて
行って、もらう予定だった。

確かに、母の姉からもらった、
木彫りの花形のブローチが沢山
箱の中にあったはずだ。
箱事態ない。
「私、知らないよ」
「知らない?そんなはずない。
持っていったんだろ、
とにかく探してな!」

と朝から機嫌が悪い。
でも昨日は、母が濃い紅茶を
自分でいれて何杯か飲んでいて、
眠れないようで
夜中には1時間おきくらいに
トイレに起きていたようなので、
嫌な予感はしてました。

母は寝不足です!

寝不足で機嫌が悪いと
分かってるので、
ほっといて朝食作りました。

お腹すかせた母が、
テレビ見ながら作って朝食を
食べ始めました。
ホッとしました。

とりあえず、
洗濯しようと母の寝室に
行って、丸めてあるエプロンと
パジャマを洗濯器に運びました。

洗濯器に入れる際、
ポケットの中のティッシュ
確認すると、
丸めたティッシュ
この前渡したお金がそのまま
入ってました。その時も母に
犯人扱いされて、
「お金がなくなったよ。あんたが
すーっと部屋に入って来てな、
持っていったんだろ。その後、
私の後ろに来て、
゛なくなったんだ ~”何て言ってな
ホントによくシレーっとしてな」
と、責められたっけ( ´△`)

そのままエプロンを持って
母にポケットの中を見せた。
「洗濯しようと思ったら
入ってたよ、あって良かったわ」
母もポケットの中の丸めたティッシュ
とお札を見て、子供のような
笑顔になりました。

「あーあったのか、良かった~」
と、お札を渡した時エプロンに
入れて、そのままにしてしまい、
ずっと忘れてしまったことには、
気付いたようです。

お金をエプロンのポケットに
自分で入れたことを
覚えててくれて本当に
良かったです。

もっといろいろ忘れるように
なったら、
どうやっても私が犯人になって
しまうのかな、つらいな。

それと、探し物した時に、
お金が入ったままの
香典袋が出てきたと
母がテーブルに置いた。

父の字で 5000円と書いてあった。
香典を用意したが、
行かなかったのかなと、
母と話した。
これで何処かに食べにいこう。
と母が言うので、
明日土曜日に姉が、来るので、
3人でお昼を食べに行こうと
話した。これは楽しみだった。
明日は機嫌が良いといいな( ´△`)
と思った。